一言日記 28

こんにちは。zenです。

本日の一言はこちら。

「責任と責任感の差」

人間は社会的な生き物である。かの有名なアリストテレスの言葉です。この言葉については全面的に同意します。しかもこの複雑な現代においては尚更だと想います。個人として生きているつもりになることはできたとしても、完全に他者と隔絶され、個として存在することはもはや不可能に近いとさえ思います。

そんな社会的な生き物である人間にとって「役割」というものは非常に重要な位置にあると思います。それぞれが役割を持ち、その役割を果たすことで、個人では達成不可能なことでさえ達成することができるようになると考えます。

そしてその役割には責任が発生し、責任感を持って行動することが重要と考えます。ここで言う「責任」と「責任感」は下記のような意味と受け取ってください。

「責任」:立場上当然負わなければならない任務や義務

「責任感」:自分の仕事や行為についての責任を果たそうとする気持ち

※なお出典元はこのサイト(https://domani.shogakukan.co.jp/286637)です。

さて、これら2つ違いは分かりましたでしょうか。責任は「外的要素」から「与えられる」もので、責任感は「自発的」に「湧き出てくるもの」と考えることができるかと思います。

繰り返しになりますが、人間は社会的な生き物です。それぞれには役割があり、責任があります。そしてその責任を果たすために、責任感をもって行動しなければなりません。言い換えれば、責任に対する過剰な責任感は不要です。むしろ迷惑行為ともなりかねません。

現代社会において、責任の区分が不明確だったり、責任感の大小によって不利益を被る人が少なくないでしょう。そういった中でもせめて自分自身だけは納得できる生き方をしたいものですね。

ではまた

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